【政治・経済】生徒同士の自主的な取り組みを取り入れた補習授業

Learn-S Report Vol.21 地歴公民(政治・経済)

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Learn-S Report(ラーンズリポート)

毎回、各教科のスペシャリストを招いて、対談やインタビュー形式で、各校の指導事例や先生方の熱い声をお届けする、ラーンズの連載企画「Learn-S Report(ラーンズリポート)」。

今回は、地歴公民の各科目の指導事例についてご紹介します。『WINSTEP 政治・経済』をお使いいただいている長崎県立佐世保西高等学校の廣井恒之先生に、センター試験に向けてのご指導と、生徒同士の自主的な取り組みを取り入れた補習授業についてお伺いしました。
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廣井恒之(ひろいつねゆき)先生
長崎県立佐世保西高等学校,長崎県立上五島高等学校,長崎県教育センター研修員,長崎県立猶興館高等学校に赴任。現在は長崎県立佐世保西高等学校に2度目の勤務。「愚直」が信条。「生徒の学習パフォーマンスを最大限に発揮させる授業はどんなものか」を探っておられます。


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生徒同士の自主的な取り組みを取り入れた補習授業

基本的な用語をおさえることが,思考力・判断力・表現力を養うベースに


ラーンズ 編集部
生徒さんは,「政治・経済」のどの分野が苦手ですか?

廣井先生
やはり,市場原理,財政,金融,国際経済あたりですね。例えば,円高・円安と景気のつながり方などは,資料によっては理解しづらいところがあって,生徒がわからなくなってしまう場合があります。加えて,基本的な用語ですね。例えば,円高や円安にしても,基本的な用語の意味を案外知りません。もっと言えば,中学校で習う国家の三要素や,日本国憲法の三大原理といった用語も,いきなり「書け」と言われると書けないことがあります。言われれば,「ああそうか」ってわかるんですが。だから,やっぱりそういった基本的な用語の確実な習得も必要だし,語彙力,その語を使って,いろいろなことを表現する力も大切だと思います。語をイメージして,語を言い換えるとか。その語を別の場面で使うとか,そういった力が必要ですね。今後,求められる力はこういう力だとも思っています。そのような力をつけていかないといけないと思っています。

ラーンズ 編集部
そのためには,具体的にどのような学習方法が効果的だと思われますか?


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廣井先生
はじめは,授業や教科書準拠ノートなどで生徒の知識を膨らませていきますよね。そのあとで,重要事項を再整理する。そのときに『進研WINSTEP 政治・経済』を活用しています。『WINSTEP』は,頻出事項に絞っていて,いわば枝葉を落として「これでいく」っていうところに特化しているので,生徒には,まずこれを理解しなさいって言っています。今は『WINSTEP』を年度途中で使っていますが,年度の最後あるいはセンター試験の直前に,このような教材を使うという手もあると思います。イメージ的には,本当にものすごく知識を増やしておいて,最後にすっとまとめていくというのがベストだと思います。



生徒の自主性を重んじた補習授業


ラーンズ 編集部
生徒さんがインプットした知識をまとめていくのに,補習で『進研WINSTEP 政治・経済』を使用されているんですね。生徒さんの自主性をいかした補習授業をされていると伺いましたが,具体的にはどのようにされているのでしょうか?


廣井先生
まず,教科書準拠ノートを使って,学習する内容をつかみます。そして,これをベースに,次に『WINSTEP』を使っています。1ユニット1時間から2時間のペースで進める感じです。最初に概略を説明して,生徒が自分で教科書などを見ながらSTEP2の穴埋めをし,自分で答え合わせをしながら学習します。そして,終了の10分から15分前に自作の確認テストをやります。


これは,5分ぐらいでできますので,そのあと生徒同士で交換して「〇×」をつけさせ,生徒自身が「×」のところを訂正して終了します。今は補習の段階なので,生徒は私に頼らなくても,どんどん自分たちで,グループで机をくっつけたり,自分でやったりしながら,自ら『WINSTEP』に取り組むという,いわゆるアクティブ・ラーニング的な形で行っています。そのなかで,私はあえて生徒の自主性にまかせて,自分たちで勉強する方向にもっていかせようとしています。

ラーンズ 編集部
あえて補習授業で,生徒さんの自主性を重んじる意味はどういったところにありますか?


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廣井先生
補習に限らず授業でも言えることですが,学ぶ立場に立ったとき,ただ聞いて学ぶよりも,試行錯誤して自分で学んだほうが,生徒にとって有益な力となるのではないかと考えます。わからないところを放っておかず,教科書,資料集,辞書などの手持ちの教材を使って徹底的に調べ,わからないところは友達と尋ね合い,それでもわからないところは教師に尋ねる,質問するというイメージです。私に質問をするときには,かなり答えに近づいているので,少し説明を加えるだけで簡単に理解に到達できるようになっていると思います。


ラーンズ 編集部
そのあとは,実戦問題ですか?


廣井先生
実戦問題をどんどん解かせるのもよいと思います。それから,問題自体を詳しく分析させることも効果的だと思います。『WINSTEP』は,解答解説が非常に優れていて,わかりやすいんですよね。ただ,解答解説を読ませるのはもちろんいいんですけれども,センター試験の過去問題などを使って,生徒自身で解答集作りをさせるというのも効果的だと思っています。そうすることによって,教科書をじっくり読む機会を改めて得ることにもなると思います。


ラーンズ 編集部
ありがとうございました。


2016年10月2日 公開


学校紹介

Learn-S Report Vol.21 地歴公民(政治・経済)
長崎県立佐世保西高等学校
1964年,佐世保市立西高等学校として開校し,1972年に長崎県に移管され長崎県立佐世保西高等学校となる。「自主自律・積極敢為・親和協調」の校訓のもと,自ら学ぼうとする意欲と情熱を持った生徒が集まり,大学進学のための勉強だけではなく,部活動も精一杯頑張ることのできる,心身共に健全な人間性を育むことを目標としている。2016年3月の全国高等学校ソフトボール選抜大会では,本校男子ソフトボール部が優勝し,前年夏のインターハイ全国優勝に続き,夏春連覇を果たした(2016年のインターハイは3位)。2015年度の主な進学実績は,九州地方の国公立大学を中心に125名(現役のみ),首都圏や関西,九州地方などの私立大学に157名(現役のみ)となっている。


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