「共通テスト」マークシート式モデル問題分析 国語

どう変わる? 大学入試改革 2020年

文科省 2020年 大学入試改革
2017年5月16日、文部科学省より「高大接続改革の進捗状況について」が発表され、大学入試センター試験(以下、センター試験)に代わり2020年度(平成32年度)から導入される「大学入学共通テスト(仮称)」(以下、「共通テスト」)について実施方針案が明らかになりました。
そこでラーンズ編集部では、2020年に向けて、どのように大学入試改革が進められていくのか、入試制度改革の要点や傾向をまとめ、先生方に最新の情報をお届けしてまいります。

「共通テスト」マークシート式モデル問題分析 国語

国語 マークシート式モデル問題分析
特定のテクストの内容理解に留まらず、テクストから得た情報を用いて幅広い・深い学びを得ようとする姿勢を提示していると言えます。

例1・例2とも、素材文は今までのセンター試験で取り上げられてきた「評論」「小説」「古文」「漢文」の枠を越えたもので、分野複合型の問題です。
 問題例1:短歌について書かれた二つの評論(T・U)+別の短歌とT・Uをふまえた「生徒たちの会話文」
 問題例2:『平家物語』の一節(T)+Tについての対談の文章

設問では、複数テクストそれぞれの内容の読み取りに加え、複数テクストの内容をふまえ、新たなテクストについて解釈したり、別テクストの内容をヒントに人物像を掘り下げて読むことなどが求められています。

問題例2では、「後の選択肢のうちから全て選べ」という設問形式が登場し、正解がいくつあるかわからない条件下で選択肢を吟味することが求められる出題となっています。


モデル問題例の分析

国語 モデル問題例1

問題全体の出題のねらい
文学的な文章のみを題材として提示するのではなく,文学的な文章(短歌)について書かれた二つの評論を比較して読み,それぞれの筆者の短歌の解釈や論理の展開の仕方を理解する力を問うとともに,更に二つの評論の内容を基に生徒が他の短歌を鑑賞する言語活動の場を設定し,テクストを的確に読み取る力,及び推論による内容の補足や精緻化によってテクストを構造化する力も問うた。

大学入試センター発表資料より

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国語 モデル問題例2

問題全体の出題のねらい
古文を題材として提示するだけではなく,その古文を読み,現代にも通じる表現の仕方や当時の文化を踏まえた古文の解釈などについて, 二人で対談する文章も題材として,古文を理解する力を問うとともに,対談のそれぞれの立場における話し手の古文の内容に対する考え方を的確に理解する力を問うた。なお,他者の考え方を聞くことによって,題材の古文への理解が深まるような対談の場面を題材として取り上げた。

大学入試センター発表資料より

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2017年8月8日 公開


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