導入事例 Vol.1 【国語】正解の根拠を見出す力を養う| 株式会社ラーンズ

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導入事例 Vol.1 【国語】正解の根拠を見出す力を養う

進研[センター試験]対策 重要問題演習 国語

導入事例 Vol.1 進研[センター試験]対策 重要問題演習 国語

ラーンズ 問題集 導入事例

今回は、国語『重要問題演習』の指導事例についてご紹介します。『重要問題演習 現代文』をお使いいただいている先生に、センター試験に向けてのご指導についてお伺いしました。

先生のご紹介
私立高校教諭。教員歴32年。
一学年約130名~150名の生徒が在籍。東京大・京都大をはじめとして難関大学合格者数二けた、さらに国公立・私立大学を合わせて医学部に40名~50名の生徒を輩出している。座右の銘は「線を引いているのは自分だ」。限界を勝手に決めてしまって自分の可能性を捨てる、これが最も寂しいことだと思い、同僚の先生に罵倒されながらゴルフのレッスンに通っている。


良質の問題で,正解の根拠を見出す力を養う

センター試験問題の特徴

導入事例 Vol.1 進研[センター試験]対策 重要問題演習 国語

ラーンズ 編集部
センター試験対策導入期に、どのような指導をされているかを教えてください。

先生
3年生1学期末から『重要問題演習』を使っています。その後、10月ごろからセンター試験の過去問題を解いています。

ラーンズ 編集部
国語の先生にセンター試験対策の指導について伺うと、センター試験過去問題を使うというお声を多くお聞きします。センター試験過去問題と『重要問題演習』のように各社オリジナルで作っている問題との違いはどのような点にあるのでしょうか?

先生
センター試験の問題はよく練られていて、5つの選択肢から2つまでは正答候補を絞ることができるけど、そこから一つに絞りこむとなると難しいことが多いです。以前、まだセンター試験開始直後に試験会場で問題を入手できていた頃、数人の先生で正答を予想し合ったところ、意見がわかれることもありました。誰が選んだ選択肢にもそれぞれ根拠があったので、翌日の新聞発表を見て「大学入試センターはこういう点を正答として重視したのだな」と考えていました。生徒への指導では、選択肢を2つまで絞りこんだら、正答だと思う選択肢に○印を、次点だと思う選択肢に△印をつけさせます。


センター試験は時間との戦い

先生
センター試験では、80分で4大問を解かなければなりません。つまり、一つの大問にかけられる時間は20分程度です。これほどに短い時間では、選択肢を5つから2つに絞ることで精いっぱいでしょう。

ラーンズ 編集部
その、選択肢を2つまでに絞る指導はどのようにされているのでしょうか。

先生
それにきちんと対応しているのが『重要問題演習』です。この演習によって、センター試験の8割には対応できるはずです。『重要問題演習』は、正答選択肢を明確に一つに特定できます。そして、その正答に至るまでには、たとえばキーワードに着目して根拠を見つけることだったり、本文に直接は書かれていないことを推測して解答したり、といったことが必要になります。夏休みの70分間の補習で、選択肢を選んだ根拠となる表現や吟味の仕方まで40分~50分かけてじっくり考えさせるようにしています。マークだからと漫然と解くのはよくありません。マークでも記述でも、解答へのプロセスは同じです。

ラーンズ 編集部
今指摘された点について、もう少し詳しく教えてください。

先生
マークでも記述でも、本文に正解の根拠を求めさせることが何より重要だということです。後はそれをもとに解答を作るか選ぶか、そこだけが違います。マーク演習の時には、たとえば選択肢3を選んだ生徒と4を選んだ生徒にそれぞれ選択肢を選んだ理由を説明させます。3が正答であったとしても、4を選んだ生徒の説明が明快であれば、その思考の方がすぐれていると言います。結果の正誤よりも、そこに至るプロセスの方が重要です。これが「答案作成力」を高めることにつながると思っています。センター試験対策導入期の指導では、過去のセンター試験国語Ⅰの問題も使っています。国語Ⅰは選択肢が明確で、本文の根拠を簡単に見つけやすく、解きやすく納得もしやすいと思います。


『重要問題演習』の魅力

導入事例 Vol.1 進研[センター試験]対策 重要問題演習 国語

先生
『重要問題演習』は、正答の根拠が明確で本文に即したものになっているところが気に入っています。

ラーンズ 編集部
問題を作成する時に、複数の人間で検討するようにしています。いくつもの視点で吟味を重ねることで、解答の根拠が明確な問題を作ることができていると思います。

先生
解答・解説も丁寧ですね。授業では、注意が必要な問題を中心に説明するようにしています。一方、漢字の問題や語句の意味など、知識で解けるようなものは生徒の自学自習に任せています。解答・解説で、それらについてもきちんと解説されているので、こうした指導が成り立ちます。自己採点の際に確認しておくべき点は、ただ答え合わせをして何点だったかを把握しただけでは意味がないということです。間違えた問題について、「なぜ間違えたか」「どこが根拠であることに気づかなければならなかったか」を確認することが大切です。『重要問題演習』の一大問だけでも解いてみられたら、その質の高さが実感できるはずです。問題の作り方、解答の妥当性、解説の丁寧さはもちろん、収録されている素材に生徒に新たな視点を提供するような、興味深いものが多いですね。まさに「納得の一冊」だと思います。


生徒たちに期待すること

ラーンズ 編集部
最後に、授業をとおして生徒のみなさんにどうなってほしいとお考えでしょうか?

先生
入試は人生の通過点の一つにすぎません。入試の合否がその後の人生のすべてを決めるわけではありません。たしかに、私の仕事は、国語のプロとして生徒の力(点数)を伸ばすことです。しかし、当たり前のことですが、点数と人間性とはまったく別物です。国語は苦手でも、私より立派な生徒は何人もいます。職務としての「国語」には厳しく、しかし、生徒には温かく、そんな教師であり続けたいと思っています。そして、卒業後も「もう一度会いたい」と思われるような大人でいたいですね。


2017年2月8日 公開



進研[センター試験]対策 重要問題演習

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