どう変わる? 大学入試改革 2020年
文科省 2020年 大学入試改革
2017年5月16日、文部科学省より「高大接続改革の進捗状況について」が発表され、大学入試センター試験(以下、センター試験)に代わり2020年度(平成32年度)から導入される「大学入学共通テスト(仮称)」(以下、「共通テスト」)について実施方針案が明らかになりました。
そこでラーンズ編集部では、2020年に向けて、どのように大学入試改革が進められていくのか、入試制度改革の要点や傾向をまとめ、先生方に最新の情報をお届けしてまいります。
2017年5月16日、文部科学省より「高大接続改革の進捗状況について」が発表され、大学入試センター試験(以下、センター試験)に代わり2020年度(平成32年度)から導入される「大学入学共通テスト(仮称)」(以下、「共通テスト」)について実施方針案が明らかになりました。
そこでラーンズ編集部では、2020年に向けて、どのように大学入試改革が進められていくのか、入試制度改革の要点や傾向をまとめ、先生方に最新の情報をお届けしてまいります。
「大学入学共通テスト 2017年度試行調査(プレテスト)」のまとめ
■「プレテスト」→「試行調査(プレテスト)」へ呼称の変更
■「受検者」数は全国1900校、計19万人強の規模で実施
■試行調査(プレテスト)の問題内容は、全体の正答率の等の速報値とともに、2017年12月上旬に公表予定
■英語の試行調査(プレテスト)については、2018年2月13日(火)~2018年3月3日(土)の期間で実施
■「受検者」数は全国1900校、計19万人強の規模で実施
■試行調査(プレテスト)の問題内容は、全体の正答率の等の速報値とともに、2017年12月上旬に公表予定
■英語の試行調査(プレテスト)については、2018年2月13日(火)~2018年3月3日(土)の期間で実施
「大学入学共通テスト 2017年度試行調査(プレテスト)」
実施概要
※出典:
独立行政法人大学入試センター
「平成29年11月に実施する大学入学共通テスト導入に向けた試行調査(プレテスト)の趣旨について」
(2017年10月6日)
科目ごとの問題構成と留意点
国語と数学
国語・数学は、すでに公表されているモデル問題例(記述式・マーク式)の出題方針が踏襲されます。
地理歴史
国語・数学以外の教科・科目では、初めて「思考力・判断力・表現力を発揮して解くことが求められる問題」の例が示されます。
理科
今回実施されない科目等について
英語のみ、来年2月に試行調査を実施予定。
「大学入学共通テスト」に向けた今後のスケジュール
2018年度の試行調査(プレテスト)については、2018年11月10日(土)・11日(日)に実施予定。
大学が試験会場となる予定。
(参考)平成30年(2018年)の試行調査の概略
平成30年度 試行調査(プレテスト)計画
英語リスニングの情報が平成29年度のものよりも先に公表された。現在のICプレーヤーによる試験の方式を変更して実施すると予告。他教科で試験時間がのびており,その増加分を吸収する意味合いもあるとみられる。なお,平成29年度については未公表。
※出典:
独立行政法人大学入試センター
「平成30年度試行調査(プレテスト)計画」
(2017年10月18日 閲覧)
2017年11月01日 公開