リフレクティブポートフォリオの検証報告
株式会社ラーンズより
2019年度版「今未来手帳」は、岡山大学 全学教育・学生支援機構 准教授 中山芳一先生にご監修いただき、「リフレクティブポートフォリオ型教材」として生まれ変わりました。
「あったこと」「思ったこと」を意識して日々の振り返りを記録し続けることで、自分の思いや考えを自分の言葉で表現(外化)する力をつけることができます。この振り返りを続けることで、生徒さんの振り返りの「質」が変わるのかどうかを、岡山市立岡山後楽館高等学校1年生の生徒さんで検証し、その結果を中山先生より、ご報告いただきました。数回に分けてご覧いただきます。
2019年度版「今未来手帳」は、岡山大学 全学教育・学生支援機構 准教授 中山芳一先生にご監修いただき、「リフレクティブポートフォリオ型教材」として生まれ変わりました。
「あったこと」「思ったこと」を意識して日々の振り返りを記録し続けることで、自分の思いや考えを自分の言葉で表現(外化)する力をつけることができます。この振り返りを続けることで、生徒さんの振り返りの「質」が変わるのかどうかを、岡山市立岡山後楽館高等学校1年生の生徒さんで検証し、その結果を中山先生より、ご報告いただきました。数回に分けてご覧いただきます。
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岡山市立 岡山後楽館高等学校
1999年(平成11年)、公立(市町村立)として日本で最初の中高一貫教育校として新設された。建学の精神として「自主・自律」を掲げ、進路での自己実現に向けて生徒一人一人が異なる時間割を考え、「自分で創る学校生活」を築く。また、生活全般にわたって細かい校則はなく、「社会のルールとマナー」を生徒自らが意識して自立することを目指している。
はじめに
2019年2月現在、岡山市立岡山後楽館高等学校(以下、後楽館高校)1年生の生徒を対象に、当該年度の前期末(9月)及び後期末(2月)にそれぞれの期ごとの学習面、正課外活動面、(自宅等での)生活面の振り返りを行った。この振り返り実施日に出席できており、両期末共に振り返りも記入ができている(前期と後期の比較を行うことが可能な)生徒は110名。さらに、この前期と後期の振り返りについて、振り返りの分量や記述されている内容(特には、自身の内面について記録されているかを重視)を比較した。
その結果、前期と後期共に大きな変化はなかったが、いずれも分量や内容が充実していると判断できた生徒が31名、分量や内容に大きな変化が見られ、後期の方が明らかに充実していた生徒が29名いることがわかった。
そこで、当該校の協力を得て、上述した変化が見られた生徒の出席番号から個人を割り当て、その中から3名(男子2名、女子1名)を選出してもらい、インタビュー調査を行うことができた。以下は、そのインタビュー調査での様子と考察である。
検証報告レポート(PDF資料)
「今未来手帳」におけるリフレクティブポートフォリオの検証報告 | |
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公開日 | レポート内容 |
2019年12月04日 | (1)はじめに |
2019年12月11日 | (2)インタビュー調査の場面にて 1 |
2019年12月18日 | (3)インタビュー調査の場面にて 2 |
2019年12月25日 | (4)A子さんの成長 |
2020年01月08日 | (5)B男さんの成長 |
2020年01月15日 | (6)C男さんの成長 |
2020年01月22日 | (7)インタビュー調査からの考察 |
2020年01月29日 | (8)おわりに |
(9)編集後記 | |
2020年04月01日 |
(追補)「学力テストで測れない非認知能力が子どもを伸ばす」
第Ⅳ章 非認知能力を育てるための実践例-大人たちの挑戦-より抜粋 <著者:中山芳一/発行:東京書籍> |
2020年04月01日 更新
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