読み解く!大学入試改革 2020年
2019年12月17日、萩⽣⽥⽂部科学⼤⾂から、2021年1月実施の大学入学共通テストにおける記述式問題の導入が見送られることの発表がありました。
今後の留意点
国語と数学の問題構成や試験時間、配点など変更の有無を注視
大学入試センターから6月7日に発表された問題作成方針および実施方法は次のとおりでした。
<国語>
- 記述式問題が入り、試験時間は100分に(センター試験の80分から延長)
- 配点はマーク式問題の「200点」と、これとは別に記述式問題での「段階評価」
<数学>
- 「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・数学A」に記述式問題が入り、試験時間は70分に(センター試験の60分から延長)
- 「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・数学A」の配点はマーク式問題と記述式問題を合わせて100点
これらが、記述式問題の導入見送りに伴いどのようになるか注視が必要です。
大学入試センターでは「早急に検討を行い、できる限り速やかに方針を示す」としています。
出典:「大学入学共通テストの記述式問題の導入見送りについて」(大学入試センター)
本情報は、2019年12月17日現在のものです。