2022年2月18日(金)実施オンライン研究会 横島真澄先生からのご回答| 株式会社ラーンズ

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2022年2月18日(金)実施オンライン研究会 横島真澄先生からのご回答


ご質問への回答

Q. 勉強が苦手な生徒の姿勢が変わったきっかけやエピソードがありましたらお教えください。

「月例テスト」が一つのきっかけにあげられます。
難易度的にはかなり基本レベルからスタートします。小学校の高学年ぐらいです。
各授業で可能な範囲で復習をお願いしているので、きちんと聞いて取り組めば、できるようなテストになっています。20問程度のテストで7割を合格としています。
かなり多くの生徒が合格するので、生徒達のこのテストへのモティべーションは高いです。
勉強が苦手な生徒もこのテストにはなんとかついて行こうとします。すると徐々に基礎学力がついてきて少し高度なものにも挑戦しようという姿勢が見られてきます。

Q. どうしても上手く指導に乗らない生徒への対応はどうされましたか?中にはそういう生徒もいると思いますが…。

もちろんいます。まずは最初からちゃんと全員がやるのは無理と教員側が割り切っています。ひたすら継続的な指導をするのみです。ストレスのかからない程度に。
やることは手帳を活用しないと困るような、生徒自らが不利益となるような仕掛けをたくさん繰り出すことだけです。
時間が経つとちゃんと使えている生徒と使えてない生徒にだんだん差が出てきます。学力、生活態度、進路意識などに。そうなってくると指導に乗らない生徒もさすがにまずいなあと徐々に感じてきます。
さらにそういった生徒が進路について考え始めるとと手帳を使うようになってきます。なので本人の内発的動機を育成することがポイントです。強制はしません。

Q. 手帳を利用することで部活動自体に良い影響を与えた事例があればお聞かせください。
本校は部活動が強く、学習と部活動の両立に苦しむ生徒が多いため、手帳を利用することで部活動に良い影響があればと考えています。

本校も部活動が盛んです。これまでは部活動だけをやるために学校にきているという運動部員が多かったです。
しかし、今の3年生は手帳を活用するようになって、練習や大会の把握ででき、部活動と考査や提出課題のやり繰りや調整をするようになり、これまでとは変わりました。
それまではほとんど一夜漬けでテスト勉強していたり、大会だから課題が出せないなど部活動を理由に、困った状態でしたが、だいぶ改善されました。
考査点や評定を意識するようになり、考査前は勉強するようになり、また課題も大会前にやって早めに提出するようになったり。こういったことができるようになると徐々に学力がついてきます。
すると部活動でも顧問の指示や指導が伝わりやすかったり、自分たちで考えながら練習に取り組むことができたり、礼儀等がきちんとしていたりと生徒に変化が見られました。
もちろん全員ではないですが、徐々にそういった生徒が増えていくと部活動の雰囲気も少しづつ変わります。関東大会に出場するなど、部活動の成績もがんばってくれました。