英語:新型コロナウイルス感染拡大の影響による学校課題と解決に向けたご提案
はじめに
新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴い、各学校様での対応にご尽力されていることと存じます。緊急事態宣言が解除され、学校も少しずつ再開されますが、まだまだ多くの課題があると思われます。
全国の先生方と電話/オンラインでの情報交換をさせていただく中で、多くの課題や、解決に向けた取り組みのお声をいただきました。弊社として、少しでもご支援ができないかと考え、各学年における課題と、ラーンズとしてご支援できることを指導提案・教材提案としてまとめてまいりました。ご指導・ご対応の一助になりましたら幸いです。
株式会社ラーンズ マーケティング・営業部
部長 陶山 佐和人
英語:教科別課題と取組み事例
英語:4技能+文法のバランスよい育成と、受験生への共通テスト対策
■低学年)入門期指導のリスタートと授業進度対応の工夫
・4技能+文法をバランスよく学習させたいが、新型コロナ対策への配慮も必要
⇒音読とスピーキングの代替としてのライティング、オンラインを利用したアウトプット授業の展開
・休校中の学習状況確認のための確認テストの実施
・授業内容の精選による授業計画の再構築
他の教科も含めて遅れていること、生徒もストレスを抱えて量対応には限界があるので、授業内容の精選について教科内で検討した。教科書にあるからといって全てを扱うのではなく、演習のみの単元、生徒が読んで終わり、など中身を精選し、逆につまずきやすい単元に重点投資することにした。これらの予定は確認テスト等の出来具合で微調整していく予定。
■受験学年)共通テスト対策
・共通テスト対策のための「学習の仕方」「問題の解き方」のプリントおよび動画の配信
・共通テストに繋がる「基礎事項」「標準レベル」「応用レベル」のプリント作成
休校中から共通テスト対策問題集を配布し、基本内容を中心に生徒の課題とした。ただし、定着度については、かなりの個人差が見られたので、共通テスト対策シリーズとして、基本事項の確認、標準レベル問題、新傾向問題のそれぞれのプリントを選択して学習することにし、希望に応じた補講に参加することとした。
1学年:指導ポイントとご提案できること
1.上級学年に向けて、早めに教科書を進めたい(遅れのリカバリーを含む)。
2.授業の進度に合わせて、大学入試レベルの問題に取り組ませたい。
3.基礎基本理解の底上げと上位層の引き上げをバランスよく実施したい。
高1:時間が足りない! そのときに…。
2学年:指導ポイントとご提案できること
1.学校中心の生活を安定させ、中だるみを防止したい。
2.受験学年に向けて、早めに教科書を進めたい(遅れのリカバリーを含む)。
3.学力差が発生しないように、基礎基本理解の底上げを図りたい。
4.後期からは、大学入試に向けた学習をスタートさせたい。
高2:時間が足りない! そのときに…。
受験学年:指導ポイントとご提案できること
1.早期に教科書を終了させたい。ただし、早く進めるために定着度が心配。
2.従来の遅れを取り戻しつつ、新入試(共通テスト)への対応が必要。配点変更の英語リスニングの実力養成が心配。
3.上記1、2を満たすためにも、国数英の共通テスト範囲は夏までに一定レベルまで完成させたい。
高3:時間が足りない! そのときに…。
おすすめ教材のご紹介
全国の先生方からお伺いした課題・事例をもとに、ご活用いただけるラーンズの教材のご提案をいたします。
教科書学習~受験学力育成のスムーズな橋渡し/自学でも取り組める解答・解説
» 分野別・テーマ別のSTEP構成で、知識・技能の習得~活用・定着ができます。
- ステップを踏んだ段階的な構成で、スムーズにレベルupできます。
- 模試過去問題をGTZ(※)換算表とともに掲載しており、各時期における学習到達度がわかります。
- より深い思考力・判断力・表現力を問う問題も掲載しており、共通テストに向けた力の育成ができます。
※ GTZ(学習到達ゾーン)とは、模試に共通の評価指標です。
基礎力の定着だけでなく、学んだ知識を活用して問題を解く力(要点を把握する力・情報を整理する力など)を養うことができます。
「短い夏季休暇」に合わせた問題集ができる/模試に向けた受験学力の確認もできる
» 時期、進度やレベル、目的に応じて、ご指導に合ったオリジナル問題集が作成できます。
- 分量、レベルが選べるので、「やり切れる1冊」の問題集がつくれます。
- 基礎~模試過去問、新傾向問題など、1冊に「さまざまな構成」で盛り込めます。
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ご活用いただきやすい「セットタイプ」を拡充しました。
・手薄になりがちな分野のフォローができる問題セット(国語・英語)
・いまの進度にピッタリ合った問題セット(数学)
PDF(数学はすべて、国語・英語は一部)があるので、オンライン学習でもご活用いただけます。短い夏季休暇に適した分量、価格の問題集としてご活用いただけます。
自分の考えを「発信する力」を育成する/論理的思考力を高める
» 演習を通じて、バランスよく「話す力」「書く力」を育成することができます。
- 実戦演習を通して「話す力」「書く力」を育成することができます。
- 身近なテーマから正解のない社会的なテーマまで幅広く取り組むことで、生徒の「論理的思考力」を高めます
- チェックシートやルーブリックを使い、生徒自身で・生徒同士で評価することができます。
各UNIT冒頭の「話す」「書く」ための思考の整理は、自学でもご活用いただけます。
Path to Speakingは、Learn-S Plusで自分の発話を録音して聞き直すことができます。自学でも「話す力」の育成をしていただくことができます。
形式別に基礎の定着を図る/共通テストに向けて体系的に演習できる
» 共通テストで求められる力を押さえながら、本番形式演習に向けた実力養成ができます。
- 形式別演習で共通テストの対策を体系的に行うことができます。
- 共通テスト試行調査を分析した全問新規のオリジナル問題で構成。
- 別冊付録「Navigator & Check」(リーディング)、「Navigator」(リスニング)で、大問別攻略法がわかります。
問題文や設問、選択肢を再掲載したわかりやすい解答解説つき。自学でもしっかりご活用いただけます。
別冊付録で大問別の攻略法を押さえておくことで、共通テスト対策の基礎固めができます。
例年と変わらない演習量を確保/活用できる知識の確認~新しい形式への対応力を養成
» 高3の1学期から取り組める、新しい形式の問題も提示しています。
- 共通テストの特徴と対策をわかりやすく解説し、高3の1学期から取り組めます※。
- テーマ、形式、難易度などバランスよい構成で、効果的な共通テスト対策ができます。
※ 教師用「活用ガイド」に、高3の1学期から取り組める問題を示しています。
早いうちに共通テストの特徴と対策を理解させ、今から取り組める問題にあたらせておく。取り組み具合の良い「共通テスト対策」教材で、生徒のモチベーションを高める。
難易度のそろった問題で最終確認をしたい/過去問がないので「予想問題」が頼り
- 試行調査の問題分析、および共通テストの出題方針を踏まえた、2021共通テスト「予想問題」。
- 最終段階での到達度を踏まえた難易設定で、安心して実施でき、結果が自信につながる。
- バランスのとれた問題構成と、わかりやすい解答解説で、最後の1点まで伸ばせる。
共通テスト「第1日程」に備えて、年内に本番と同じ時間割であたらせておく。「センター試験プレパック」から難易度が安定しており、過年度比較の資料として用いる。
本情報は、2020年07月09日現在のものです。