- 第1回ベネッセ・駿台大学入学共通テスト模試(3-9共テ模試)
実施結果を踏まえた共通テスト対策指導のご提案 -
今回は、ベネッセとラーンズの共同分析により、「第1回ベネッセ・駿台大学入学共通テスト模試(3-9共テ模試)」の実施結果を踏まえたこれから約3か月で考えられる効果的な共通テストの対策指導について、ご紹介させていただきます。
各教科・科目について、3-9共テ模試の結果分析をもとに、全国的な傾向として差がついた問題を取り上げ、その対策について述べています。ぜひご覧ください。
※問題・集計結果データともに、2020年度「第1回ベネッセ・駿台大学入学共通テスト模試」を用いて分析しています。
実施結果を踏まえた共通テスト対策指導のご提案
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共通テスト対策指導のご提案「国語」
共通テスト対策指導のご提案「数学」
共通テスト対策指導のご提案「英語」
共通テスト対策指導のご提案「理科」
共通テスト対策指導のご提案「地歴公民」
まとめ
総じて、共通テストの「出題方針」にそった問題や「試行調査」でみられたような特徴的な問題で差がついていました。
共通テスト「出題方針」(抜粋)
- 「問いたい力を明確にした問題作成」
- 「知識の理解の質を問う問題や、思考力・判断力・表現力を発揮して解くことが求められる問題を重視」
→ 初見の資料などは、新たな場面でもそれらの力が発揮できるかどうかを問うための材料として用いる。 - 「どのように学ぶか」を踏まえた問題の場面設定
→ 生徒が学習する場面、日常生活の中から課題を発見し解決方法を構想する場面、資料やデータなどをもとに考察する場面など、問題の場面設定を重視。
試行調査でみられた特徴的な形式
国語
複数のテクストから必要な情報を読み取る/授業中の会話を通して古文を理解する。
数学
ICT機器の操作を通じてグラフの変化を考える/授業で学習した内容に基づき会話を通して問題を解決する/得られた結果の理由を考察する。
英語
インターネット上の情報がfact(事実)かopinion(意見)かを読み取る/複数の情報を聞き条件に基づいて比較して判断する/ポスターを完成させる。
さまざまなかたちで示される 資料、題材
論理的な文章、実用的な文章、日常事象、会話文、ICT活用場面、初見の資料、多様な資料・・・・・・。
論理的な文章、実用的な文章、日常事象、会話文、ICT活用場面、初見の資料、多様な資料・・・・・・。
必要な情報に 気づいて、読み取る
問題解決に向けた構想を立てる、必要な情報を抽出する、整理する、関係性を見出す、比較・分析する、グラフを活用する、仮説立証の方法を考える・決める、根拠を見出す。
問題解決に向けた構想を立てる、必要な情報を抽出する、整理する、関係性を見出す、比較・分析する、グラフを活用する、仮説立証の方法を考える・決める、根拠を見出す。
教科の知識・技能と 関連づけて考える
考えをまとめる、目的や場面に応じて表現する、記号を用いて表す、根拠に基づいて表現する。
考えをまとめる、目的や場面に応じて表現する、記号を用いて表す、根拠に基づいて表現する。
こういった上記のような形式に慣れさせておくことがポイントです。
2020年10月23日 公開