2021年度 第3回ベネッセ・駿台大学入学共通テスト模試(3-11共テ模試)

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2021年度 第3回ベネッセ・駿台大学入学共通テスト模試(3-11共テ模試)

2021年度 第3回ベネッセ・駿台大学入学共通テスト模試(3-11共テ模試)

今回は、ベネッセとラーンズの共同分析により、「第3回ベネッセ・駿台大学入学共通テスト模試(3-11共テ模試)」の実施結果を踏まえたこれから約1か月で考えられる効果的な共通テストの対策指導について、ご紹介させていただきます。
各教科・科目について、3-11共テ模試の結果分析をもとに、全国的な傾向として差がついた問題を取り上げ、その対策について述べています。生徒にとっては、取り組んだ問題を振り返り、仕上げの確認まで行うことで、「十分に対策できた」という試験会場での自信につながることが期待できます。ぜひご覧ください。

※問題・集計結果データともに、2021年度 第3回ベネッセ・駿台大学入学共通テスト模試(3-11共テ模試)を用いて分析しています。

実施結果を踏まえた共通テスト対策指導のご提案

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共通テスト対策指導のご提案「国語」

  • 国語
    解釈に必要な文法・古典常識を確認する設問で、各学力層で差がつきました。
    短期間で学習の効果が表れやすいのは古典の基礎部分です。解釈に必要な識別(本問の助動詞「ぬ」「べし」の識別など)や、読解の助けとなる古典常識(本問の「乳母」のように現代の感覚とは異なる古文の世界の「常識」)を確認することをお勧めします。

共通テスト対策指導のご提案「数学」

  • 数学Ⅰ・A
    知識・技能の理解の質が問われる問題で、各学力層で差がつきました。
    問題演習に取り組む際に、かき込んだ図から必要な情報を取り出したり、前設問までの結果の活用を意識したりして、結果を活用する力、構想を立てる力を高めていくことをお勧めします。
  • 数学Ⅱ・B
    与えられた条件と得られた結果を整理して考える問題で、各学力層で差がつきました。
    問題演習に取り組む際に、問題で与えられた条件や得られた結果からわかることは何かをつねに意識して取り組むことにより、効率的に処理する力を高めていくことができます。

共通テスト対策指導のご提案「英語」

  • 英語(リーディング)
    記事を読み、要点をポスターの形式に整理する問題で、各学力層で差がつきました。
    身近な話題やなじみのある社会的な話題に関する記事・資料などのまとまった英文を読んで、パラグラフの要旨(「一言メモ」を書くことが有効)やパラグラフどうしの関係性を意識したり、概要を考えたりする練習を続けるとよいでしょう。
  • 英語(リスニング)
    講義全体とグラフの内容を総合して判断する問題で、各学力層で差がつきました。
    共通テストの第5問では、音声が始まる前の約60秒の「状況・ワークシート、問い及び図表を読む時間」の使い方の練習が重要です。ワークシートと選択肢、グラフと選択肢のキーワードを確認しておき、音声が始まったら、必要な情報をメモに取りながら聞く演習が効果的です。「数字」の聞き取りにも要注意です。また、ワークシートを埋める、音声とグラフを総合して判断するといった一連の流れに、類題演習を通して慣れておくことが大切です。

共通テスト対策指導のご提案「理科」

  • 生物基礎
    グラフと知識を関連づけて推論する問題で、各学力層で差がつきました。
    まずは、教科書の基礎知識を体系的に整理・理解しておくことが大切です。そのうえで、見慣れない図表やグラフといった初見の資料を用いた問題で、解答に必要な基礎知識を引き出す演習を行うとよいと思われます。
  • 化学
    見慣れない素材を用いた問題で、各学力層で差がつきました。
    共通テストでも、問題文で示された化合物の性質をもとに、既習の事項と結びつけて変化の概要を把握して図示する力が問われました。これからのご指導として、設問文の情報を読み取り、既習の知識と結びつける力を伸ばすことが必要だと考えられます。長めの問題文の題意を正しくとらえたり、構造式や図を適切に扱ったりする演習を積むことが重要だと思われます。

共通テスト対策指導のご提案「地理歴史、公民」

  • 日本史B
    カードと模式図を組み合わせて変化をとらえる問題で、各学力層で差がつきました。
    決められた時間内に情報を適切に処理するために、キーワードとなる語句に注意をしながら読み解く演習を繰り返すことが重要です。また、共通テストでは、複数の資料を組み合わせて考察するタイプの出題が考えられます。設問の設定や、提示されている資料の趣旨を素早く正確に読み解く力が、実戦力として求められます。
  • 世界史B
    資料相互の関係を考える問題で、各偏差値帯で差がつきました。
    共通テストでは、さまざまな資料が提示され、そこから必要な情報を読み取り、既習事項の想起につなげるタイプの出題が考えられます。これからの問題演習では、問題を解く際の土台となる知識が曖昧になっていないかを、教科書や図説資料に立ち戻って確認することをお勧めいたします。
  • 地理B
    ステップをふんで考える資料読解問題で、得点率に大きな差がつきました。
    問題演習で誤った問題では、考えるもとになる基礎知識が曖昧になっていないかを、教科書・資料集に立ち戻って確認するようご指導されることをお勧めします。また、共通テストでは、世界を大観して傾向をとらえることが重視されています。自然環境と関連させて、産業や人口などの系統的な内容を確認すると、知識がつながって理解しやすいようです。
  • 倫理
    二つの資料から思想家の学問的立場を考察する問題で、各学力層で差がつきました。
    問題演習を重ねるとともに、思想が生まれた背景や他の思想への影響、さらに相互の関連性について整理し、思想の理解を深めるようご指導されることをお勧めします。また、共通テストでは、原典資料をもとにした出題や、読解力を要する出題が予想されます。教科書や資料集で思想と結びつけて原典資料を確認するとともに、短時間で長文を読み、その要旨を的確にとらえる演習を繰り返すことも大切です。
  • 政治・経済
    抽象的概念を具体的事例で考察する問題で、各学力層で差がつきました。
    共通テストでは、抽象的な概念を具体的事例で考察するタイプの出題が考えられますが、土台となるのは基礎知識です。問題演習で正解した問題であっても曖昧な部分が残っていないか確認し、改めて教科書や資料集で知識を整理することが重要です。

2021年12月06日 公開