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試行調査地理B結果分析まとめ

【4月24日更新】大学入試共通テスト試行調査 結果報告まとめ 地理

大学入試共通テスト試行調査 結果報告まとめ 地理

この情報は2019年4月時点のものです。

試行調査 結果報告まとめ 地理

大学入学共通テストの導入に向けた試行調査の結果報告


実施結果 概要

地理B:実施結果 概要

  • 平均得点率(平均正答率)は5割程度を超えた。
  • 比較的正答率が高かったことを踏まえて難易度を検討していく(世界史B)。
  • 得点分布のバランスに配慮した難易度の検討を行う(日本史B、地理B)。

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今後の方向性

【地理B】正答率が極端に高い問題や低い問題をなくす
学習を通して身に付けた知識・技能を踏まえ、思考力・判断力・表現力をはかる問題の作成を心がけ、正答率が極端に高い問題や低い問題をなくす。学習活動を想定した問題では、問題設定が複雑になったり、文章量が増えたりしないよう留意する。

2019年4月4日、「大学入学共通テストの導入に向けた試行調査の結果報告」が公表され、新たに、科目別にマーク式問題については、設問正答率幹葉図、大問五分位図等、記述式問題については、正答率、自己採点一致率等を基にした分析、検証が行われ、問題構成、設問数、内容等の在り方、改善の方向性が示されたところです。
この報告内容について、ラーンズ編集部にてポイントを整理してPDFにまとめましたので、ぜひご指導にお役立てください。

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指導に向けて(まとめ)

学習した知識をもとに思考力を身につけさせる指導

基盤となる知識をもとに思考力を問う出題は、従来から出題されており、今後も引き続き出題されると考えられる。
教科書・資料集の知識を深く理解することや、複数の知識を組み合わせて思考することが問題を解くカギとなるため、図やグラフが教科書などの本文とどう関連しているのかなどにも注目させ、資料の着眼点を身につけさせることが必要である。
仮説を検証するプロセスを意識した指導

今後、「課題解決」をテーマとする出題や、「課題解決策を構想する」ための思考力・判断力を求める出題は増加すると思われる。
日頃の授業のなかで、グループディスカッションやプレゼンテーションなどを通して、仮説を立て、既習の広範な知識を駆使して検証する練習を行っておきたい。視野を広げるための発問や、資料の着眼点など、生徒の自由な発想を促す工夫がのぞまれる。
多彩な資料を用いて分析する指導

GISや地理院地図なども用いられるようになってきた。地理院地図では一部の地図記号が変更や廃止されたほか、縮尺の概念がなくなっているため、読み取りに慣れておきたい。

今後の指導におすすめしたい問題集

進研 WINSTEP地理B 三訂版

進研 WINSTEP地理B 三訂版

本当に「わかる」「次も解ける」ようになる
本教材では、上記のような思考力・判断力・表現力が必要な問題を掲載しています。どのような問われ方をしても、資料の着眼点を見つけて正解を導き出せる「確かな知識」と「着眼点をみつける技能」そして「正解を導く論理的な思考力」を、STEPを踏んで着実に育成できるような構成にしているため、早い時期からご利用いただくことも可能です。


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本情報は、2019年4月24日現在のものです。