研究会レポート(英語)『2022大学入学共通テストに求められるチカラとは』

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2021年6月19日開催 研究会レポート(英語)
『2022大学入学共通テストに求められるチカラとは』

2021年6月19日(土)、島根県立松江北高等学校講師、米子東高校「志学館」講師・八幡 成人先生をお招きし、オンラインにて「2022大学入学共通テストに求められるチカラとは~大学入学共通テストの問題分析のご報告と指導事例のご講演~」を開催いたしました。ご講演の内容をレポートいたします。

研究会の詳細

講師紹介

八幡 成人(やわた しげと)先生
島根県立松江北高等学校 講師。
英語教師として島根県公立高等学校に39年間にわたりご勤務され、2015年3月、島根県立松江北高等学校に10年間勤務されたのを最後にご退職。在任中は、朝は6時半に登校し、図書館で生徒と一緒に勉強に励まれる。 「ABC」(当たり前のことをバカになってちゃんとやる)、「散歩のついでに富士山に登った人はいない」、「やりっ放しにしない」を大切にしながら指導に取り組まれている。 『ライトハウス英和辞典』『ルミナス英和辞典』(研究社)の編集委員を務められている。現在は、島根県立松江北高等学校講師、米子東高校「志学館」講師。

研究会

研究会 2022大学入学共通テストに求められるチカラとは
~大学入学共通テストの問題分析のご報告と指導事例のご講演~
講師 島根県立松江北高等学校 講師
八幡 成人
日時 2021年6月19日(土)14:00~15:50
対象 2022大学入学共通テストをご指導される高等学校の先生
開催形式 ZoomでのLIVE配信

研究会レポート

講演の主な内容

  • 英語は絶対に裏切らない
  • 2022年度共通テストについての予想
  • 共通テストで求められるチカラとは?
  • 教師としての心構え~生徒の心に火をつける~

英語は絶対に裏切らない

まず、「英語は絶対に裏切らないと確信している」というお話からご講演が始まりました。

英語は練習(模試など)で点数が取れれば、本番でも絶対に点数の取れる教科であり、「ABC」(「当たり前のことをバカになってちゃんとやる」の頭文字)を大切にしながら普段の授業も取り組まれているそうです。八幡先生は、英語は当たり前のことを当たり前にやれば大丈夫だと44年間の経験をもってお感じになられているそうです。

2022年度共通テストについての予想

共通テストの出題については、「問題作成方針」をきちんと読んでおくことが大事です。ここに全てはっきり書かれていて、「問題作成方針」に忠実に作られていると八幡先生はお話しくださいました。

また2022年度の共通テストについては、2021年度に比べて難化するだろうと予想いただきました。その理由としては「過去、新試験の導入次年度は平均点が落ちていること」、「試行テストの段階では50点を目指すとしていたものの、今年度はリーディング第一日程平均点58.80点、他の日程やリスニングでも平均点が55点以上であったこと」、そして、「2022年度も2021年度と同じ問題作成委員の先生なので、2021年度実施で受験生の学力を把握しており、これから50点に向けて知恵を絞っていくことが予想されること」などを挙げられました。

また新傾向問題については、第二日程にみられた新傾向問題、人物の伝記なども、ぜひ参考にしていただきたいとお話しいただきました。

共通テストで求められるチカラとは?

リーディングでは、「メール」「ウェブサイト」「経路図」「時刻表」「プレゼンのスライド」など、日常生活が舞台になっており、日常生活で英語を読むことを意識した出題となっていました。登場人物も、実在する(した)人物や団体が主であったそうです。

そしてセンター試験では「(単に)言い換えた英文」の正解が多かったそうですが、共通テストでは複数箇所にまたがる情報を融合して、図表やグラフなどを参照して正解に至る「思考力・判断力」を問うような問題も出題されていたようです。

また共通テストの形式や時間配分に慣れておくことは必須です。共通テストになって、文章量が飛躍的に増え、あっちに行ったりこっちに行ったり忙しいテストという印象を受けられたそうです。2021年度の共通テストでは読解がとびぬけて速い生徒ですら、ギリギリだったというような状態でした。時間配分が命になりますので、「素早く」「正確に」読む速読力をつけていくことを目標にすると良いのではないかとお話しいただきました。

「語彙力」と「文法」も大事です。「文法はやらなくてもいいのでは?」というような声もありましたが、基本的な文法の重要度は下がっていないそうです。共通テストでは、「過去完了」「関係代名詞」「現在完了」など、文法の正確な理解が解答する上で必要になっていました。ここを正しく理解できれば他の受験生と差がつけられる部分でもあるそうです。

八幡先生は「英文を正しく読み解くための文法」が大事だとお感じになられたそうです。

そして、最後まで集中力を切らさず、一定の速さで、英文の内容を正しく把握すること。また、そのためのスタミナをつけることが大切ではないかとお話しいただきました。

教師としての心構え~生徒の心に火をつける~

英語学習の悩みは常に同じではなく、学年によって推移しているそうです。ある調査結果にある「生徒にとって英語とは受験に必要だから学習しているもの」と言った状況に、八幡先生は失望されたそうです。

英語は大学に合格させるためだけに教えているわけではありません。ただ、成績や模試の点数が上がるのは、生徒がやる気を起こすための薬にもなる。結果にもこだわっていきたいので日々、反省と分析を行っていると八幡先生はお話しくださいました。

そして、「『生徒の心に火をつける』ことが教師の仕事です。生徒自身が楽しみながら継続的・主体的に英語を学び、英語を生涯にわたって使っていけるような力をつける授業を目指しています」と熱い言葉で締めくくられ、研究会は大盛況に終わりました。

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2021年6月 取材
2021年9月1日 公開

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