【手帳】活動の記録、振り返りのツールに 今未来手帳

Learn-S Report Vol.30 活動の記録、振り返りのツールに 今未来手帳

Learn-S Report Vol.30 活動の記録、振り返りのツールに 今未来手帳

Learn-S Report(ラーンズリポート)

毎回、各教科のスペシャリストを招いて、対談やインタビュー形式で、各校の指導事例や先生方の熱い声をお届けする、ラーンズの連載企画「Learn-S Report(ラーンズリポート)」。

生徒一人ひとりの伸ばし時を逃さずに、成長をデザインする「今未来手帳」(いまみらい手帳)。採用されている学校は、どのような機能に魅力を感じ、どのように指導に活かされているのか。実際にご活用いただいている学校様へ訪問し、先生方や生徒さんからお聞きしました。
先生のプロフィール

板持 裕子(いたもち ゆうこ)先生
岡山県立 倉敷南高等学校 生徒課主任。
倉敷南高等学校は、1974年開校。進学重視型単位制の特色を活かし、きめ細かい進路指導を実施している。「倉敷町衆プロジェクト」、「21世紀型学力推進プロジェクト」など新しい取り組みで生徒たちの進路実現を支援している。


「M-PRiDE手帳」は進化・深化して5年目
手帳の活用で、変化が見える生徒が出てきた
メタ認知力向上に役立つ手帳


「M-PRiDE手帳」は進化・深化して5年目

Learn-S Report Vol.30 活動の記録、振り返りのツールに 今未来手帳

倉敷南高校では、2013年度「今未来手帳」カスタマイズ版を導入されました。
5年目を迎えた「M-PRiDE手帳」はどのように進化・深化したのでしょうか。生徒課主任の板持裕子先生にお聞きしました。

板持先生
初年度は、生徒手帳の内容、卒業後の目標設定、学校での活動の記録など、ばらばらだったプリントや帳票をひとつにまとめること、また、家庭学習時間の確保を大きな目標としてスタートしました。生徒にしっかり使わせるとなると、少なからず教員の目が必要ですが、先生方の負担にならないように、回収・チェックを強制しないで、学年ごとの運用に任せ、ゆるやかにスタートさせました。
夏休みにラーンズが実施したアンケートで約60%の生徒が「1日数回手帳を開く」と答えました。これをよしとするかどうか議論になりましたが、2・3年間は様子を見る必要があるとして、年次ごとに「進路だより」に手帳の活用を促したり、年次集会で声をかけたりしました。


手帳の活用で、変化が見える生徒が出てきた

導入当初に見えてきた効果と活用を促す取り組みについてお聞かせください。

板持先生
1年次の生徒の中では、「1日3時間の家庭学習」を実現するために手帳を活用して、不足時間を登校前に補ったり、週末に時間を確保したりして、部活と学業の両立を実現する生徒も出てきました。試験の成績も着実に上がっていくので、ますます頑張りますよね。集会時には手帳を持参するように声をかけています。 2年目の手帳を作るにあたっては、生徒の意見も聞きましたし、全ページにノンブル(ページ番号)を入れました。入学時に手帳の活用方法を指導する際、ノンブルがないと指導がしにくいからです。保護者会でも「手帳は21世紀型能力を育む教材として採用しています。」と発信し、手帳の位置づけを明確にしています。


メタ認知力向上に役立つ手帳

独自で開発されたルーブリックで、思わぬ結果が出たとお聞きしました。

板持先生
当校では2015年度に21世紀型能力に応じたルーブリックを開発しました。高いレベルで「メタ認知力を修得した」と自己評価した生徒の多くは、「その力を何で身に着けたのか」という問いに対して、「手帳活用で身につけた」と回答しました。その数は教員が時間と手間をかける「定期考査」、「個人面談」とほぼ同数。教員の想定を超えて生徒たちは柔軟に手帳を活用し、成果を出しています。


入試改革を見据えた手帳への進化

Learn-S Report Vol.30 活動の記録、振り返りのツールに 今未来手帳

副校長先生はじめ、先生方数名で「手帳友の会」を立ち上げられました。

板持先生
入試はすでに変わり始めています。生徒が課外も含めた日々の活動を記録し、3冊の手帳で学びを振り返り、自信をもって志望校の入試に挑戦できるよう、手帳を通じてサポートしたいと「手帳友の会」を作りました。2018年度の手帳は友の会が中心になって改訂しています。年に数回「友の会通信」も発行して、生徒の学びをサポートしています。


倉敷南高等学校校の手帳は、校則などを前半部分に入れ、スケジュール管理ページは弊社データベースを元に作成されました。

※先生のプロフィールはインタビュー当時のものです。


「今未来手帳」(いまみらい手帳) ご活用の声

学びを自分の言葉で語り 目標を実現する

高校生向けの手帳「今未来手帳」(いまみらい手帳)


倉敷南高校を訪問すると、特別教室へ移動したり、職員室で先生と話したりしている生徒さんが明るく挨拶してくださいます。手にはそれぞれが表紙をデコレーションした「M-PRiDE手帳」が…。
開校記念式典で卒業生の方が講演された際、約千人の生徒さんが一言も聞き逃すまいと一斉に手帳を開き、メモを取られている姿は圧巻でした。入学時の宿泊研修で使い方の指導をされ、年次集会、講演会、個人面談、課外活動など、3年間常に生徒さんのそばに手帳があります。


Learn-S Report Vol.30 活動の記録、振り返りのツールに 今未来手帳


手帳を活用して国立大学の推薦入試に挑戦

生徒たちの声 M・Mさん

実は3年次になるまで、あまり手帳を使えていませんでした。3年4月の初めにふと、「毎日どのくらいスマホを触ってるかな」と思って、手帳にマーカーでつけてみて愕然! そこから、気持ちを入れ替えて頑張りました。その日の振り返り欄には、「やる気出るの遅すぎ」と書いています。先生からお聞きした、「フセン活用法」で最後まで頑張りました。


毎日、手帳を使うことが習慣に

生徒たちの声 K・Nさん

宿泊研修のとき、先生から「どうしても変えられない時間」と「自由になる時間」をマーカーで枠囲みする方法をお聞きしました。家庭学習3時間は大変ですが、だらだらテレビを見たり、ゲームをしたりする時間は少なくなりました。登校前には必ず手帳を見て忘れ物がないか確認します。最初の頃より書き方も上手になってきたし、寝る前に1日の振り返りをすることも習慣になりました。


3冊の手帳は「学びの履歴」

先生の声 I・H先生

手帳活用も5年目を迎えました。今年度は新入試の調査書も意識して改訂しました。 学期ごとに生活・勉強をグラフ化して振り返るページ、講演会や集会だけでなく、学校行事やボランティア・部活の記録も残せるように工夫しました。3冊の手帳が「学びの履歴」。生徒の夢を実現するために、サポートし続けたいと思います。


ラーンズから
「手帳を使って、推薦入試に合格した生徒がいますよ」。板持先生からご連絡いただき、卒業式を終えたばかりの生徒さんにお目にかかりました。構文や単語などの覚えるべきことをフセンに書き、手帳の週間ページに貼る。手帳を開くたびに確認、1週間の終わりに覚えたと自信があるものは別のノートに貼り、自信がないものは翌週のページに貼り直し。その様子を担任の先生が推薦書に記入されたところ、面接時に質問されたそうです。結果は見事合格! 大学生活も楽しいものでありますように。

2018年7月21日 公開



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