【英語】英語は「読めたら楽しい」を実感させるために

Learn-S Report Vol.26 英語は「読めたら楽しい」を実感させるために

Learn-S Report Vol.26 英語は「読めたら楽しい」を実感させるために

Learn-S Report(ラーンズリポート)

毎回、各教科のスペシャリストを招いて、対談やインタビュー形式で、各校の指導事例や先生方の熱い声をお届けする、ラーンズの連載企画「Learn-S Report(ラーンズリポート)」。

今回は、重要問題演習英語(筆記)・(リスニング)をお使いいただいている先生に,重要問題演習を使ってのご指導の様子をお聞きしました。
先生のプロフィール

執行 正治(しぎょう まさはる)先生
福岡女学院高等学校 教諭(英語)。
平成3年より佐賀県公立高校教員として商業高校を皮切りに23年間勤務。平成28年4月より現職。
平成16年度九州英語教育研究会佐賀大会公開授業者。 三省堂ウィズダム英和辞典第3版分担執筆者、ジャパンライム英語教育達人の授業(DVD)PART3など。また、アルク英語の先生応援セミナーなど講演多数。座右の銘は「来るものは拒まず去る者は追う。」


重要問題演習を使った指導事例

マーク教材は素材文に注目しています

Learn-S Report Vol.26 英語は「読めたら楽しい」を実感させるために

執行先生
マーク形式の問題の早期の指導では,きちんと読める素地を作る指導をしたいと思っています。重要問題演習は難易度がぴったりですね。難しすぎない,易しすぎない素材文だと思います。一見易しそうに見えても,意外と複雑な英文があったり,重要問題演習によく出てくる単語を拾っていくとセンター試験によく出る単語だったり,素材文がよく練られていると思います。

ラーンズ 編集部
ありがとうございます。素材文は内容や難易度に気をつけながら,高校生に読んでほしいものを収録しています。

執行先生
エビの話(第4問A)や,パンダの話(第6問)は特に好きな素材ですね。重要問題演習で演習するときには,生徒に「しっかり読もう」と言っています。問題については,各設問の出題の意図や,解答の根拠が明確なところもいいですね。解答・解説を読めばこの問題はどんな問題かが書かれているし,素材文のどの箇所を根拠に正解の選択肢を選べばよかったのかが書かれています。生徒にとっては「読めた!」「できた!」というのが学習のモチベーションになるので,「きちんと読めたら,答えられる」と実感させてあげたいと思っています。その点でも,重要問題演習はとても使いやすいです。生徒にとっても,先生にとっても,わかりやすい教材はいいですよね。

ラーンズ 編集部
そう言っていただけるとうれしいです!

執行先生
センター試験対策としてだけではなくて,生徒には「読めたら楽しいよね!」という気持ちで接しながら,重要問題演習を使っています。問題演習で「読めたから楽しい,うれしい」という瞬間をたくさん作って,6大問を演習していったらいつの間にか読めるようになった,そしてその先にセンター試験や個別試験があり,英語の学習がずっと続いていくイメージを持って指導しています。


文法と読解を組み合わせて指導しています

ラーンズ 編集部
重要問題演習は,マーク形式の指導のスタート時期,高校2年生の最後から高校3年生の始めにかけて使っていただきたいと思っています。

Learn-S Report Vol.26 英語は「読めたら楽しい」を実感させるために

執行先生
教科書が終わって,これから入試に向けた勉強をするぞ,という頃ですね。正直,単語力もなければ,文法も読解もまだまだこれからという時期です。私は,センター試験対策イコール今までの復習という位置づけで演習を始めます。問題演習を通して,少しずつ文構造が見えて,辞書を引きながらでもいいので英文を読み進められるようになるのが,早期の指導の目的ですね。


ラーンズ 編集部
具体的にはどんな指導をされるのですか?

執行先生
読解問題を解いたら,もう一度意味を考えながら素材文を読む,ゆっくりでもいいので意味をわかったうえで音読するように指導しています。まずは意味を押さえて音読することで,少しずつでも意味をとりながら読めるようになることを目指しています。

ラーンズ 編集部
分量も配点も多いですし,センター試験英語(筆記)はやはり読解問題がカギになりますよね。

執行先生
そうですね。私はいつも,第4問Aを長文読解の最初にやります。第4問Aは精読が必要なので,読解力をつけるにはよい問題だと思います。研究や調査についての英文なので,なんとなく読むのではダメで,事実関係をきちんと押さえなければ解けませんから。第4問Aが読めるようになるくらい読解力がつくと,第5問は読めるようになるかな,と思います。

ラーンズ 編集部
第4問Aが苦手な生徒さんは多いと聞きますが,どのようにご指導しているのですか?

執行先生
重要問題演習を使って,まず第2問Aの文法・語法問題の「時制」と「関係詞・比較」の単元を押さえます。第4問Aではある研究や調査について説明されますが,その際には時制と比較の表現をきちんと押さえられていることが非常に大切なんです。たとえば,過去からの変化が述べられたり,2つの事柄を比べて論が展開されたり,グラフや表では数値の増減が示されたりしますよね。反対に,それができれば述べられている内容が押さえられるので,第4問Aにスムーズに取り組めるようになると思います。

ラーンズ 編集部
分野別の演習でその分野を深めるというだけではなく,ほかの大問とリンクさせて使っていただくと相乗効果が高まりそうです!

執行先生
生徒はどこができなかったかを自分でチェックすることがなかなかできないので,分野別になっている重要問題演習はすごく気に入っています。でも,重要問題演習の単元を組み合わせて使うことで,もっと生徒を伸ばせるんじゃないかなと思います。第4問Aができれば,同じ説明文タイプの第6問もできるようになりますよ。

ラーンズ 編集部
第2問Aの文法・語法問題も分野を網羅できるようにしているので,ぜひ組み合わせて使っていただきたいなと思いました。


リスニングのスクリプトでライティングにつなげます

Learn-S Report Vol.26 英語は「読めたら楽しい」を実感させるために

ラーンズ 編集部
リスニングはどのようにご指導していらっしゃるのでしょうか?

執行先生
センター試験のリスニングでは,数的情報を処理しなければならない問題もあるので,余裕を持って夏までにある程度の力をつけてあげたいと思っています。そのためには,低学年のうちから帯学習で,少しずつ毎日続けることを意識しています。また,リスニングだけ独立させて行うのではなく,リスニングから英作文につなげることを意識しています。リスニングのスクリプトはあとで英作文に生きてくる,とてもよい教材だと思います。

ラーンズ 編集部
リスニングのスクリプトをどのように使うのですか?

執行先生
センター試験リスニングの第4問Bの討論は,国公立大学の自由英作文のトレーニングにちょうどいいと思うんです。ディベートやディスカッションのように,与えられたテーマをすぐに具現化して,提示するという流れになっていますよね。リスニングの音声を聴き込んで,スクリプトを読み込むことで英文の流れを体得することができると思います。流れをつかんだら,自分なりに同じテーマで英文を書いてみようとか,英作文に発展させていきます。

ラーンズ 編集部
たしかに,第4問Bの討論は,自分の意見を述べて,その理由を述べるという大きな流れで会話が進みますね。

Learn-S Report Vol.26 英語は「読めたら楽しい」を実感させるために

執行先生
ただ,この演習をするためには,音をインプットして,ストックしておかなければいけません。今聴いて覚えたことを使って書きましょう,というのは,いきなりはできませんから。そこで,まずはセンター試験形式のリスニングの,会話形式の問題から始めます。リスニングの問題の場面設定は高校生にもなじみのある日常生活がテーマになっていることが多いので,スクリプトは読めば内容はすぐわかると思います。


でも,時制は厳密ですし,代名詞は音になるとより大切になります。リスニングのスクリプトを理解して,聴いて,読むことは英語の普遍的な力をつけるという点でも非常に大切だと思います。

ラーンズ 編集部
ラーンズのリスニング問題はネイティブスピーカーによる書き起こしなので,会話の自然さには自信があります。そして,重要問題演習英語(リスニング)は今回の改訂で,第4問Bを討論の形式に完全に対応させました。

執行先生
ぜひ見て,聴いてみたいですね。発刊を楽しみにしています。

※先生のプロフィールはインタビュー当時のものです。


2017年2月8日 公開



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