Learn-S 指導事例【数学】大学入試研究/指導研究をもとに、生徒向けの解説動画の提供

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Learn-S 指導事例 コロナ禍での新たな取り組みと生徒の学び

Learn-S 指導事例 vol.005

毎回、各教科のスペシャリストを招いて、対談やインタビュー形式で、各校の指導事例や先生方の熱い声をお届けする、ラーンズの連載企画「Learn-S 指導事例」。

今回は、コロナ禍での休校や分散登校でも指導方法を工夫され、授業進度や生徒の学力定着において手ごたえを得られている先生方に取材させていただき、実践事例としておまとめしました。


コロナ禍での新たな取り組みと生徒の学び
高校1年生 数学
中国地区 O高等学校 I先生
【学校情報】
公立・普通科、1学年約360名、おもな進路状況:国公立大 170名(うち難関国立大52名)

01. 具体的な取り組みとその背景

ラーンズ編集部
今回、新たな取り組みに至った背景を教えてください。
I先生
従来より学校全体で取り組んできた大学入試研究を指導研究に拡げ、さらにコロナ禍を考慮して、解説動画をデジタルの形で生徒に提供したいと考えました。
ラーンズ編集部
具体的な取り組みの内容を教えてください。
I先生
入試に向けた教科指導の源泉は大学入試研究と考え、数年前より学校全体で難関大・地元国公立大を中心に大学入試問題研究に力を入れてきました。研究内容は学校独自の解答解説として、生徒が閲覧できるようにしています。入試分析内容を踏まえ、低学年時から重点的に指導すべき内容や指導方法について教員間で情報交換し、その結果を生徒向け動画の形で成果物としていきました。

さらに今回は、コロナ禍の中、大学入試問題および重点項目の解説動画を充実させ、オンラインで閲覧可能としました。解説動画は3~10分とし、入試動画や課題と連動できるように示しています。そして、生徒に対する学習方法ガイダンスで、導入期の授業の受け方および、学習方法をコロナ禍を踏まえて具体的に示しました。

02. おもな成果

ラーンズ編集部
現在までに、どのような成果を感じられていますか。
I先生
進度を早めても生徒がついてこられたと感じています。学校再開後は授業スピードを早めましたが、幸い例年より生徒の理解度が下がることなく運営できています。 また、ICTを活用した教材コンテンツを提供することで、生徒の自走を支援できる体制が強化できました。コロナ対応の一環でもありましたが、今後も継続していきたいと思っています。

さらに入試分析/指導研究の勉強会を通じて、教員の目線合わせ、指導力向上にも役立ちました。特に1年であれば「場合分け」や「解の分離」「相関係数」などの重点事項の指導法は、解説動画の作成を通じて役立った教員も多かったと感じます。

こうした結果、例年以上の学習習慣の確立が実現しました。特に学校が不定期であったこともあり、授業スピードが早い中での学習方法を丁寧にガイダンスした事で、例年以上に生徒の学習姿勢が安定しています。

03. 今後の指導プラン

ラーンズ編集部
今後のご指導プランを教えてください。
I先生
進度は夏時点で例年に追いつき、模試でも例年以上の結果を出せています。今回を機に解説動画を充実させましたが、この活動を通じて、内容面の質は向上していると実感しているので、従来の形に加え、動画も併用する形で指導の充実をはかりたいと考えています。

編集後記

営業企画
下山

大学入試研究~指導研究により、1年次から3年の受験まで、ゴールから逆算した計画的・体系的なご指導が可能になり、仮に休校になるようなことがあっても、生徒は見通しをもって取り組めるだろうと思いました。1年生のご指導事例としてご紹介しましたが、2年生・3年生でも参考になるお取り組みでした。I先生、ありがとうございました。

ラーンズ編集部から
ラーンズの「オーダーシステム」では、それぞれの学校の進度に応じたオリジナル問題集が作成いただけます。ご指導計画に合わせたタイミングで作成できますので、より柔軟な対応が可能です。範囲・分野や難易から、問題をグループ単位で選択いただける「問題セットタイプ」も多数ご用意しています。

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2020年9月 取材
2020年10月9日 公開

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