Learn-S 指導事例【数学】休校中も毎日授業動画を配信し、提出課題をより丁寧に添削指導

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Learn-S 指導事例 コロナ禍での新たな取り組みと生徒の学び

Learn-S 指導事例 vol.006

毎回、各教科のスペシャリストを招いて、対談やインタビュー形式で、各校の指導事例や先生方の熱い声をお届けする、ラーンズの連載企画「Learn-S 指導事例」。

今回は、コロナ禍での休校や分散登校でも指導方法を工夫され、授業進度や生徒の学力定着において手ごたえを得られている先生方に取材させていただき、実践事例としておまとめしました。


コロナ禍での新たな取り組みと生徒の学び
高校2年生 数学
四国地区 M高等学校 S先生
【学校情報】
公立・普通科、理数科、1学年約360名、おもな進路状況:国公立大 253名(うち難関国立大24名)

01. 具体的な取り組みとその背景

ラーンズ編集部
今回、新たな取り組みに至った背景を教えてください。
S先生
休校中でも何とか授業進度を保ちつつ、生徒との接点を大事にして、意欲を引き出すことを考えました。
ラーンズ編集部
具体的な取り組みの内容を教えてください。
S先生
開校日には数学の授業が毎日あるので、休校中も毎日、オンライン配信で授業動画を見せて課題(問題演習)に取り組ませました。1回の配信で説明する時間は15~20分、それに生徒が課題に取り組む時間を加えてちょうど50分程度にしています。

課題はオンライン共有ツールで提出させました。休校中は生徒と接することができない分、生徒が提出した課題をより丁寧に添削して返却しようと、他の先生とも話し合って決めて、一人ひとりの解答をじっくり見てコメントを記入して返却するように心がけました。

また、学校再開後は、休校中の学習事項を丁寧に説明して定着させることに注力しています。具体的には、模試の対策(過去問)において、該当の分野の内容を実施するときに詳しく公式の確認などから行っています。

02. おもな成果

ラーンズ編集部
現在までに、どのような成果を感じられていますか。
S先生
毎日動画を配信したので、進度に関しては開校日と同等とすることができ、大きな遅れがありませんでした。また、休校中に流した授業動画は現在も視聴可能にしており、再度動画を確認し、理解を深めている生徒もいます。

何より、生徒に一つの安心感が芽生え、数学の学習に対しての意識が変わってきたように思います。昨年度(1年次)は、どちらかというと教師が課題等を与えて引っ張っていたのが、休校明けからは、生徒から課題を要求したり、自分で探してきた入試問題を解いて添削を申し出るなど、主体性が備わり、前向きに学習に取り組むようになりました。質問をしてくる生徒も増えています。

03. 今後の指導プラン

ラーンズ編集部
今後のご指導プランを教えてください。
S先生
主体性が備わっている生徒が増えつつあるので、模試の問題解説や授業で行っている内容の入試問題の解説等を動画で配信し、意欲的な生徒の理解をより深める体制作りをしていきたいと思っています。

編集後記

営業企画
下山

休校中は生徒からの答案をより丁寧にご指導されることで接点が減ったことを補われ、開校後は休校中の学習項目をより丁寧にご指導されることで定着不足を補われるなど、先手先手で考えられていることがわかりました。S先生、ありがとうございました。

ラーンズ編集部から
生徒の主体性を育むには、「進研WINSTEP」がおすすめです。「進研WINSTEP」では、「何を学ぶか」を明確にするために、各UNIT において学習目標を示しています。また、学習が終わったら、「何が学べたか」を振り返ることで自己の成長と課題を確認し、学びのサイクルを定着させます。

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2020年9月 取材
2020年10月9日 公開

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