Vol.3 挨拶とお辞儀|マナー講座|株式会社ラーンズ| 株式会社ラーンズ

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Vol.3 挨拶とお辞儀|マナー講座|株式会社ラーンズ

ラーンズのマナー講座

挨拶とお辞儀

マナー講座「挨拶とお辞儀」

中川 公美子
株式会社ラーンズ 経営革新室所属。
秘書経験を活かし、現在、数多くの企業や大学,高校,中学校にて,マナー講師として活躍。秘書技能検定をはじめとして,サービス接遇実務検定,ビジネス実務マナー実技検定,ビジネス文書検定等,さまざま資格を持つ,まさに「ビジネスマナー」における第一人者。
中国地方を中心に,講演や研修活動,各団体でマナー講師として活躍中。

今回は、挨拶とお辞儀について考えます。

「挨拶」。
人は一生に何度、挨拶を意識させられる場面に出会うでしょうか。
物心つくころから、「ご挨拶しなさい。こんにちは、は?」と保護者に言われ、幼稚園や学校でも様々な場面で挨拶指導があります。就職してもビジネスマナーとしての挨拶は避けて通れないものです。

マナー研修の講師として、地元の企業に呼んでいただくことがありますが、幹部の方から、
「いやぁ、ウチの社員は挨拶も満足にできません。挨拶くらいきちんとしろと指導してやってください。」
と愚痴を聞かされることがあります。

そのときは、思い切って、
「上司の方々、率先して挨拶されていますか?挨拶はどちらからしなくてはいけないというルールはありません。上司の方が先に声をかけられたら、部下の皆さんははっとされて次からは先にされますよ。」
とお答えしています。

「挨拶」の「挨」の漢字には「ひらく」、「拶」には「せまる」という意味があるそうです。
いい挨拶ができれば、相手の心をひらき、距離を縮めることができるということですね。


さて、お辞儀ですが、きりっと美しく見えるお辞儀をするにはいくつかのコツがあります。
まずは、お辞儀の前後の姿勢です。頭頂部を糸でつられているイメージで背筋を伸ばします。手は、下腹あたりで軽く重ねるかももの横(ズボンの縫い目)に中指が来るように、指はそろえて伸ばします。

そこから、腰だけを折り、上半身を前へ倒します。この時、首や肩は動かしません。背中に長い物差しをあてて「腰だけを折る」感覚をつかんでいただくことができます。
相手に頭頂部を見せるように頭を下げるのは、「体の中で大切な頭をあなたに預けます。こんなにあなたと仲良くなりたいのです。」というメッセージです。
握手を利き手(攻撃できる手)ですることも同じ意味です。頭は速く下げてゆっくりあげましょう。
自分の一番のお辞儀を相手が頭を上げた時に見てもらいたいからです。

「1」で頭をさげ、
「2」は止める、
「3、4、5」でゆっくり上げるイメージでやってみてください。
止めることできびきびした印象を与えます。
「よろしくお願いいたします。」などの言葉はお辞儀の前に発します。「先言後礼(せんげんごれい)」と言います。一番いい声と一番いいお辞儀を相手に届けましょう。

私が年2回、社会人講師として訪問させていただいている岡山県立高梁高等学校の家政科の実習室には「先言後礼」と書いた紙が貼られています。生徒さんは授業の前後、「先言後礼」を意識した挨拶をしているのですね。


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