【英語】研究会レポート「英語4技能を身に付ける」

リスニング&スピーキング トレーニングセミナー

【英語】研究会レポート「英語4技能を身に付ける」

研究会の概要
ラーンズ 研究会レポート Vol.013 英語@大阪
ラーンズ企画制作部 英語編集課,坂本です。
2017年11月19日に大阪で開催しました,「4技能を身に付ける『リスニング&スピーキング トレーニングセミナー』」に参加しました。ラーンズの教材 Listening & Speaking Training Seminar の執筆者である木村 達哉先生(灘中学校・灘高等学校)が講師を務めてくださいました。会場には100名を超えるたくさんの先生方にお集まりいただきました。

研究会 テーマ
変化する英語教育
英語のaccuracy(正確さ)と日本語の能力について



先生のプロフィール
先生のプロフィール

木村 達哉(きむら たつや)先生
灘中学校・灘高等学校 教諭(英語)。
1964年生まれ。関西学院大学文学部英文学科卒業。灘中学校・高等学校で教鞭を執る傍ら,多くの書籍や問題集を執筆・監修。 また,全国各地の中学校・高等学校での講演会も行いながら,英語の先生の指導力向上を目指す「英語教師塾」や,福島・沖縄の生徒支援を目的とした勉強会「学びのネットワーク」を開催するなど,人との「縁」を大切にした活動を続けている。

変化する英語教育

【英語】研究会レポート「英語4技能を身に付ける」

社会の急速なグローバル化に伴い,英語教育においては,4技能を積極的に使える英語力を生徒に身につけさせることが求められています。

学校では,4技能を活用し,実際のコミュニケーションを行う活動が重視されるようになることが考えられます。「我々は自分たちが受けたことのない授業をやらなければならない」と先生がおっしゃっていました。


どうすれば英語を話せるようになるのか

どのような授業をすることが必要になってくるのかについて先生がお話ししてくださいました。

「スピーキングとライティングのアウトプット活動では,どれだけインプット活動をしたかが重要になってきます。リーディングとリスニングでインプットをして,初めてスピーキングとライティングができるようになります。インプットしたことをアウトプットしてみないと,英語の4技能をバランスよく伸ばすことはできないと思います。だからアウトプットの力をつけたいなら,リーディングとリスニングの活動を通じて,ある程度の語彙や文法を身につけておかなければいけません。」

「ただし,リーディングとライティング,リスニングとスピーキングとでは勉強の仕方が違います。リーディングとライティングは従来型の授業スタイルでも対応できますが,リスニングとスピーキングにはトレーニングが必要です。聞いているだけでは,できるようになりません。繰り返し音を聞き,スクリプトを読んだり,ディクテーションをしたりすることで,聞けなかったところを分析し,音と意味を理解したうえで,繰り返し音読活動をすることで,聞いた英語を確実に自分のものにしなければなりません。」


英語のaccuracy(正確さ)と日本語の能力について

【英語】研究会レポート「英語4技能を身に付ける」

「先生の狙いや生徒のニーズで到達目標は変わってきます。とにかく伝えられる英語で良いのか。難関大に行くにはaccuracyも必要になってきます。例えば,東大のような難関大になるほど,よりaccuracyが必要になってきます。私の場合は,speaking活動としてspeechを生徒にさせるのですが,speech用のスクリプトの段階で英語を正しく使えているかをチェックします。生徒が家で書いてきたスクリプトで間違えているところに下線を引いて返すと,生徒が自分で直しています。私のところに質問に来る子もいれば,ネイティブのところに質問に行っている子もいます。スクリプトをつくる段階では『ミスをしないようにする』という姿勢が大切ですが,話す時にはミスを恐れないように言っています。」

「英語ができるようになるには,日本語の能力も必要です。まず,日本語の意味をきちんと理解して,内容をつかまないと英訳なんてできません。自由英作文も同じです。そもそもそのお題を日本語でまとまりのある論理の一貫した内容で話せるのか?日本語で話せないものを英語で書いたり,話したりすることはできません。ですから,日頃から,様々な文章を読んで,知識を蓄えておくことも重要ですし,日本語で表現する力や日本語で言い換える力も必要です。」


語彙は多い方が良い!

「語彙は多い方が良いです。覚えさせるときには,例えば,Our kitchen is too small for an oven.のように単語一語一語ではなく,フレーズで覚えさせる方が良いです。数をこなすとなると,授業でできる数は少ないので,どうやって数をこなさせるかを考えなければなりません。『家に帰ってからちゃんと生徒がやる』という取り組みをどこまでできるかが重要です。私の場合は,家庭学習をやらせるようにしています。『このページに載っている例文を50個覚えてきてね。明日テストするからね!』と言って,生徒が家で勉強をしないといけないきっかけをつくっています。」


先生の授業を実際に体験!

先生が学校でされている授業を再現してくださいました!

  1. 株式会社アルクさんの「ユメタンJr.」を使った帯活動(基礎トレーニング)
  2. Listening & Speaking Training Seminar3 を使ったspeaking活動(実践トレーニング)

この2つを体験することができました。 (1)のような帯活動をすることで,使う英語の量を増やし,(2)のような活動やwritingの授業で質を高められているそうです!

他会場のセミナー(2016年11月23日)の様子です。下記をご覧ください。


4技能セミナー Part1


Part1では「英語4技能に関して」と,その中でも特に「リスニングとスピーキングに共通する要素」について説明しています。


4技能セミナー Part2


Part 2では英語4技能のうち,特にリスニングのトレーニング方法について説明しています。


4技能セミナー Part3


Part 3では英語4技能のうち,特にスピーキングのトレーニング方法について説明しています。


研究会の感想
ラーンズ企画制作部 英語編集課 坂本より
先生がListening & Speaking Training Seminar3を授業でどのように使っているかを実演してくださいました。私もトレーニングに挑戦してみました。最初は英文を見ながらでないと聞いた内容を話せませんでしたが,繰り返し練習することで暗唱することができるようになっていくのを実感しました。会場にいらっしゃった先生方が木村先生と一緒に,楽しそうにスピーキングのトレーニングに取り組まれていたのが印象的でした。
木村先生,ご参加くださった先生方,ありがとうございました!

※先生方のプロフィールは研究会当時のものです。


2018年1月15日 公開



ページトップへ
SSL GMOグローバルサインのサイトシール ラーンズのサイトでは、個人情報の入力をお願いするページは全てSSLセキュアページで保護しております。
ISO27001
IS538539 / ISO 27001:2013
ラーンズではISMSの国際標準規格「ISO27001」を取得。情報資産を適切、安全に保護するため、情報セキュリティ向上に努めております。
えるぼし認定企業
ラーンズでは、えるぼし3段階を取得。女性の活躍推進法に基づき、取り組みの優良企業として厚生労働大臣の認定を受けています。