【手帳】手帳の活用と「わかる授業」で自己管理能力と学力を育成

Learn-S Report Vol.35

Learn-S Report Vol.35 手帳の活用と「わかる授業」で自己管理能力と学力を育成「今未来手帳」

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Learn-S Report(ラーンズリポート)

毎回、各教科のスペシャリストを招いて、対談やインタビュー形式で、各校の指導事例や先生方の熱い声をお届けする、ラーンズの連載企画「Learn-S Report(ラーンズリポート)」。

生徒一人ひとりの伸ばし時を逃さずに、成長をデザインする「今未来手帳」(いまみらい手帳)。採用されている学校は、どのような機能に魅力を感じ、どのように指導に活かされているのか。実際にご活用いただいている学校様へ訪問し、先生方や生徒さんからお聞きしました。
先生のプロフィール

白土 裕子(しらと ひろこ)先生
埼玉県立大宮南高等学校 教師。
1982年開校。文武両道を目標とし、在校生のほとんどが大学進学を目指しながら、部活動にも積極的に取り組み、その入部率は9割。「部活動が盛んな進学校」として地域の信頼を得ている。


「埼玉県学力向上推進指定校」としての手帳活用
限られた時間をどう使うかが課題
「集める」ではなく 「持たせ、書かせる」手帳


「埼玉県学力向上推進指定校」としての手帳活用

Learn-S Report Vol.35 手帳の活用と「わかる授業」で自己管理能力と学力を育成「今未来手帳」

大宮南高校では、2018年度「今未来手帳」カスタマイズ版を導入されました。白土先生は、前任校で手帳を活用して進路実績を上げられたと伺っています。

白土先生
前任校は実業高校で卒業後すぐに就職する生徒が多く、社会に出る前の彼らに「自己管理能カ」と「書く力」を身に着けさせたいと考えていました。
1学年の担任を受け持つことになり、手帳活用でこの力を養うことはできないかと考え、まずクラスで導入してみることにしました。日常的な手帳指導の結果、普段の成績や検定で成果を上げることができました。
生徒自身も手帳に愛着を持って3年間楽しく使用し、特に3年次には、手帳が進路実現のための大切なツールになっていたと思います。手帳の効果を私自身も感じていたとこる、本校に異動となりました。

本校では県の「高校生キャリアアップ・学カアップ推進プロジェクト」事業参加の一環として手帳活用が始まり、少しず つ広がっていきました。
導入から4年目を迎えた今年はスケジュール手帳と生徒手帳を1冊にまとめ、全ページをカスタマイズできるラーンズの手帳を全校生徒で活用しています。


限られた時間をどう使うかが課題

学校の課題をどのように解決しようと思われましたか。

白土先生
「文武両道」を目標とする本校では、生徒(1学年)の約9割が部活動に加入しています。そのうち8割は運動部です。
土日や朝も練習を行っている部もあり、家庭学習時間の確保に苦心しています。自己管理能力を高め、家庭学習時間を増やし、最終的に希望進路を実現してほしいと考えています。

また、入試の多様化に対応するためには、「整理して話す力、聴く力」も重要だと考えました。ホームルームでは、週番が教師から聞いた内容連絡を手帳に書き留め、どのように話したらいいかを考えたうえで、クラス全体に伝達します。大きい声でわかりやすく。クラスメート一人ひとりが自分自身の役割に責任を持って発信することで、それぞれの生徒の個性や特長も見えて、クラスの雰囲気もよくなるような気がします。
間違った情報や伝達漏れがあってはいけないという責任感と緊張感が生徒を育てます。

「手帳がないと困る」と思わせる状況を作ることが、有効な手帳指導のテクニックの一つだと思います。


「集める」ではなく 「持たせ、書かせる」手帳

先生は手帳を回収・チェックしていないと伺いました。

白土先生
生徒自身が、「手帳便利!ないとやっていけない!」と思えるように仕向けています。ホームルームの時、「来週から試験だね、手帳開いて〜。さて、いつ勉強する?」という声をかけます。
空白を全部埋めようと思わず、「自分なりの使い方で創意工夫し、自分のために必要なことを書く」という意識が必要だと思います。効果が実感できなければ続けられません。他人にやらされているのでは楽しくありません。


3冊の手帳が高校生活の大切な思い出

生徒さんの多様な使い方に驚かれることがあると伺いました。

白土先生
弓道部の生徒は今日、的のどこに何回当てることができたかを、サッカ一部の生徒は筋トレのメニューや結果を手帳に書いています。
生徒には、私たちの予想を超えて自由に手帳を楽しむ力がありますね。高校在学中にペンを持って「自ら考え、書く」力を身に着けてほしいと思っています。


大宮南高等学校では、2019年度全校でカスタマイズ手帳をご採用いただいています。

※先生のプロフィールはインタビュー当時のものです。


「今未来手帳」(いまみらい手帳) ご活用の声

24時間を精一杯使って、成長する生徒たち

高校生向けの手帳「今未来手帳」(いまみらい手帳)


大宮南高校を訪問した際、通された応接室に迎えに来てくださったのは、ふたりの「中央委員」さん。
「ホームルームの様子を見ていただきたいの で、こちらへどうぞ。」と教室にこ案内くださいました。週番の生徒さんが、明日の行事や持参物を伝えています。それを聞く生徒さんは集中して手帳にメモしています。
先生から追加の連絡事項があったあと、元気に挨拶して、部活へと飛び出していきました。すがすがしい夕方のひと時です。


Learn-S Report Vol.35 手帳の活用と「わかる授業」で自己管理能力と学力を育成「今未来手帳」


継続して活用でき、忘れ物激減

生徒たちの声 Y・Mさん

入学の時は、「スケジュール管理なんてスマホでできるんじゃないかな」と思いましたが、登校したら基本的にはスマホは使えないし、ばっと出してばっと書ける手帳、想像以上に活用できています。部活はバスケット部です。通学時間も長く、朝練もあるので、自由になる時間はほんとうに短いです。部活と勉強の両立は手帳で頑張っています。


スマホにない良さを手帳に発見

生徒たちの声 K・Nさん

入学式の翌日に手帳をもらいました。
「家族が持っている手帳に似てるな、これだったら使えるかも。」と嬉しくなりました。やるべきことや持ち物をきちんと書けるので、中学生のときに比べると忘れ物がずいぶん減ったと思います。定期試験の振り返りページは、前の試験で悪かった科目を重点的に勉強するのに役立っています。


手をかけずに手帳を「使わせる」

先生の声 Y・O先生

ラーンズのカスタマイズ手帳にするまで、1学年ずつゆっくり、3年かけて拡げました。 先生方は「回収してチェックしなきゃ、指導しなきゃ」と思いがちですが、手をかけずに使わせる方法はたくさんあります。今月と来月は1学年の「手帳活用強化月間」とし、各教室にポスターを掲示して啓蒙活動を行っています。学年の先生方にも、生徒の活用を促す声掛けをお願いしています。


ラーンズから
ある日、営業担当者が興奮気味に、「『手帳の先生』と呼ばれている先生がいらっしゃいます!」と報告してくれたのがきっかけで大宮南高校を訪問しました。
拝見したホームルームでの白士先生の補足連絡は、「大切なことを伝え、聴きとるためのノウハウ」をさりげなく教えていらっしゃり、将来、社会人として 必要な力を指導されていることがわかりました。多様な手帳活用の効果を感じただけでなく、先生方と生徒さんの関係に心が温かくなった時間でした。

2018年11月 取材

2019年5月27日 公開



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